唯唯諾諾(いいだくだく)の意味と使い方

「唯唯諾諾」意味と読み方

【表記】唯唯諾諾
【読み】いいだくだく
【ローマ字】IIDAKUDAKU

【意味】
物事のよしあしに関係なく、何事にも逆らわず、人にしたがうこと。相手の言いなりになり、おもねるさま。「唯」「諾」ともに、「はい」という応答の言葉。〈『韓非子(カンピシ)』〉

詳細

注釈、由来

【注釈】「唯唯」は、他人の意見に逆らわずに従うこと、「諾諾」は、自分の意見を持たずにうなずくことを意味する言葉。唯々諾々。

【出典元】『韓非子』八姦
【語源・由来】―
【故事】―

「唯唯諾諾」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

順従謙黙(じゅんじゅうけんもく)/百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)/唯唯連声(いいれんせい)

【対義語】

順従謙黙(じゅんじゅうけんもく)/百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)/唯唯連声(いいれんせい)

「唯唯諾諾」の例文

【日本語】私の母は父に唯唯諾諾としていて、とても歯がゆい。/彼女は唯々諾々としていて、人間をいつもやきもきさせてしまうのが欠点です。/唯唯諾諾と言いなりになっている姿を見るのは苦しい。
【英語】Quite willingly