一言居士(いちげんこじ)の意味と使い方

「一言居士」意味と読み方

【表記】一言居士
【読み】いちげんこじ
【ローマ字】ICHIGENNKOJI

【意味】
何事にも自分の意見をひとこと言わないと気がすまない人。「伯父は―だ」

詳細

注釈、由来

【注釈】「一言」は「いちごん」とも読む。

【出典元】―
【語源・由来】仏教語の一つ。「居士」は仏教の信者で、世俗を捨てずに家庭にいながら仏教の修行をする人のこと。または、死後につける男子の戒名の称号のこと。「一言抉(こじ)つける」を人の名前に似せた言葉。「いちごんこじ」とも読む。
【故事】―

「一言居士」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

一徹短慮(いってつたんりょ)/頑固一徹(がんこいってつ)/頑固偏狭(がんこへんきょう)/漱石枕流(そうせきちんりゅう)/短慮一徹(たんりょいってつ)/枕流漱石(ちんりゅうそうせき)/偏狭頑固(へんきょうがんこ)

【対義語】

「一言居士」の例文

【日本語】その一言居士の性格を直さなければ、どこに行っても疎まれてしまいますよ。/私の父は一言居士で、流行には疎いのに、最新のファッションを見ると色やデザインについて講釈する。糸井重里、星新一、茂木健一郎などの使い方の実例を見る>/一言居士の部長は、新入社員から煙たがれている。
【英語】person who is ready to comment on every subject