象箸玉杯(ぞうちょぎょくはい)の意味と使い方

「象箸玉杯」意味と読み方

【表記】象箸玉杯
【読み】ぞうちょぎょくはい
【ローマ字】ZOUCHOGYOKUHAI

【意味】
贅沢な心が生まれ始めること。また、贅沢な暮らしぶりを言い表すことば。

詳細

注釈、由来

【注釈】「象箸」は、象牙の箸。「玉杯」は、玉石で作った杯。

【出典元】『韓非子』喩老篇
【語源・由来】―
【故事】古代中国の殷の箕子は、主君の紂王が象牙の箸を作ったことを聞き、象牙の箸で食事をするようになれば、それまでの茶碗では満足しなくなり、玉の杯を作り、それに合わせ食事や住居も贅沢になっていき、最後には莫大な浪費になるだろうと恐れたという故事から。

「象箸玉杯」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「象箸玉杯」の例文

【日本語】ブッダは象箸玉杯の生活を捨て、修行の旅に出た。
【英語】―