「有厚無厚」意味と読み方
【表記】有厚無厚
【読み】ゆうこうむこう
【ローマ字】YUUKOUMUKOU
【意味】
詭弁(キベン)のたとえ。ほんとうに厚いものは、そのものが厚いとか薄いとかいうことができず、もともと厚さという概念などはないという詭弁。〈『荀子(ジュンシ)』〉
詭弁(キベン)のたとえ。ほんとうに厚いものは、そのものが厚いとか薄いとかいうことができず、もともと厚さという概念などはないという詭弁。〈『荀子(ジュンシ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『荀子』脩身
【語源・由来】極端に厚いものは、そのものが厚いとか薄いとかいうことができないから、厚いも薄いも同じもので、もともとは、厚さという概念などないのだという詭弁。
【故事】―
「有厚無厚」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
堅白同異(けんぱくどうい)/白馬非馬(はくばひば)
【対義語】
―
「有厚無厚」の例文
【日本語】①有厚無厚の弁を弄する。/②彼らは親しげに近寄って来ては、有厚無厚を用いて高額な商品を売りつけてくるので注意してください。
【英語】―