羊頭狗肉(ようとうくにく)の意味と使い方

「羊頭狗肉」意味と読み方

【表記】羊頭狗肉
【読み】ようとうくにく
【ローマ字】YOUTOUKUNIKU

【意味】
見かけはりっぱだが実質が伴わないこと。看板にヒツジの頭をかけながら、実際はイヌの肉を売る意から。「狗」はイヌ。「羊頭を懸(か)けて狗肉を売る」の略。〈『無門関(ムモンカン)』〉「―の改善策」

詳細

注釈、由来

【注釈】「羊頭を掲げて狗肉を売る」を略した四字熟語。店頭の看板には「羊頭(羊の頭)」を掲げ、実際には「狗肉(犬の肉)」を売る意味であった。転じて、見せ掛けは立派だが実物は違うといった意味になり、誤魔化しの喩えとして、羊頭狗肉は使われるようになった。

【出典元】『無門関』
【語源・由来】―
【故事】―

「羊頭狗肉」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

言行齟齬(げんこうそご)/羊質虎皮(ようしつこひ)/羊頭馬脯(ようとうばほ)/牛首馬肉(ぎゅうしゅばにく)/虎皮羊質(こひようしつ)/名存実亡(めいそんじつぼう)/有名亡実(ゆうめいぼうじつ)/有名無実(ゆうめいむじつ)

【対義語】

「羊頭狗肉」の例文

【日本語】①政府の取り組み姿勢を見ると、羊頭狗肉の感が否めない。/②彼女の羊頭狗肉ぶりは最初こそ騙されるが、皆何度か接しているうちに本性に気づくのです。
【英語】false advertising