夜郎自大(やろうじだい)の意味と使い方

「夜郎自大」意味と読み方

【表記】夜郎自大
【読み】やろうじだい
【ローマ字】YAROUJIDAI

【意味】
自分の実力も知らずに、偉そうな顔をして威張っている者のたとえ。「自大」は威張って偉そうな態度をとること。

詳細

注釈、由来

【注釈】「夜郎」は漢の時代中国の西南部にあった小国の名前。「自大」は自分を大きく見せる尊大な態度。

【出典元】『史記』西南夷
【語源・由来】―
【故事】昔、中国西南部の小国、夜郎の王が漢の広大さを知らず、自分の国だけが大国だと思い、漢の使者に自分の国と漢の国の大小を問いかけた故事から。〈『史記』〉

「夜郎自大」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「夜郎自大」の例文

【日本語】①大学時代は夜郎自大で過ごせたかもしれないけれど、社会では通用しませんよ。/②日本は世界の田舎者であり、世間知らずであって、勝手放題の一人よがりとなったのである。いわゆる中国人が云う夜郎自大の類である(徳富蘇峰「敗戦学校」)
【英語】Throwing one’s weight around in a small group without knowing one’s real worth in a larger world outsacting arrogantly with no realization of one’s own limitations