雲翻雨覆(うんぽんうふく)の意味と使い方

「雲翻雨覆」意味と読み方

【表記】雲翻雨覆
【読み】うんぽんうふく
【ローマ字】UNNPONNUFUKU

【意味】
人の態度や人情が、めまぐるしく軽薄に変わり、うつろいやすくなるたとえ。

詳細

注釈、由来

【注釈】「翻」は手のひらを上に向けること。「覆」は手のひらを下に向けること。「翻雲覆雨(はんうんふくう)」ともいう。

【出典元】杜甫『貧交行』
【語源・由来】―
【故事】手のひらを上に向ければ雲が発生して、手のひらを返せば雨に変わるということから、ほんの少しの時間で状況が全く別のものになるということ。「手を翻せば雲と作り手を覆せば雨」という言葉を略した言葉。

「雲翻雨覆」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「雲翻雨覆」の例文

【日本語】世間の事情も人の心も、雲翻雨覆なのだから、信じて寄りかかってばかりいるのは危うい。
【英語】―