生死事大(しょうじじだい)の意味と使い方

「生死事大」意味と読み方

【表記】生死事大
【読み】しょうじじだい
【ローマ字】SHOUJIJIDAI

【意味】
生き死にの問題は重大であり、それをいかに超越するかが最大事であること。生死を繰り返す、この世の迷いを捨てて悟りを開くことは、いま生きているこの時しかなく、最も大切なことであるという。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『六祖壇経(ろくそだんきょう)』
【語源・由来】仏教、特に禅宗の語。求法(ぐほう)の切なることをいう。禅宗の言葉で、生と死を繰り返して悟りを得ることは大切だが、悟りを得るのは、今生きている間しかないので、今を生きることが最も大切であるということ。
【故事】―

「生死事大」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「生死事大」の例文

【日本語】①無常迅速、生死事大、明日をも知れぬわが身である。修養を怠ってはならない。/②旅先で訪れた禅寺で生死事大の教えを受け、一日一日しっかりと生きて行かなくてはならないと考えさせられた。
【英語】Life and death subservience to the stronger

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