生者必滅(しょうじゃひつめつ)の意味と使い方

「生者必滅」意味と読み方

【表記】生者必滅
【読み】しょうじゃひつめつ
【ローマ字】SHOUJAHITSUMETSU

【意味】
生命あるものは、必ず死ぬときがあるということ。

詳細

注釈、由来

【注釈】会者定離と対にして使われることが多い言葉。

【出典元】『大般涅槃経』
【語源・由来】仏教の言葉で、人の一生が儚いということをいう。平安中期以降、厭世(えんせい)思想の風潮にともない、人生の無常をいうように使われた。
【故事】―

「生者必滅」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

会者定離(えしゃじょうり)/盛者必衰(じょうしゃひっすい)

【対義語】

「生者必滅」の例文

【日本語】①愛犬を亡くしてふさぎ込んでいた幼い私に、祖父が生者必滅の理について優しく諭してくれたのを今でも覚えている。/②生者必滅の道を説き聞かして、もしもの変が起こった時取り乱さないくらいの覚悟をさせるのも、夫の妻に対する義務ではあるまいかと考え出した。(夏目漱石『吾輩は猫である』)
【英語】All living things must die

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