精衛填海(せいえいてんかい)の意味と使い方

「精衛填海」意味と読み方

【表記】精衛填海
【読み】せいえいてんかい
【ローマ字】SEIEITENNKAI

【意味】
不可能なことのために無駄な努力をするたとえ。

詳細

注釈、由来

【注釈】「精衛」は、古代炎帝えんていの娘が溺死できしして変身したという小鳥の名。「填海」は海をうずめる意。意志の強固なことにも用いる。「精衛せいえい海うみを填うずむ」と訓読する。

【出典元】『山海経』北山経
【語源・由来】海でおぼれ死んだ炎帝の娘が「精衛」という鳥に生まれ変わり、小枝と小石とを運んできてその海を埋めようとしたという寓話(グウワ)から。炎帝は中国古代の伝説上の皇帝。〈『山海経(センガイキョウ)』〉
【故事】中国古代の伝説上の皇帝炎帝の娘、女娃じょあが東海で溺おぼれて死んでしまった。その女娃は精衛という名の小鳥に変身して、常に西山の小石や小枝をくわえては、自分の溺れた東海をうずめようとしたが、とうとうその効果はなかったという伝説から。

「精衛填海」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「精衛填海」の例文

【日本語】精衛填海と笑われようと、蟷螂の斧と言われようとかまわない。私は計画を遂行する。
【英語】―