柳暗花明(りゅうあんかめい)の意味と使い方

「柳暗花明」意味と読み方

【表記】柳暗花明
【読み】りゅうあんかめい
【ローマ字】RYUUANNKAMEI

【意味】
春の野が、緑や花に満ちてあふれること。美しい春景色の形容。「柳暗」はヤナギが茂って陰がほの暗くなる、「花明」は花が明るく咲く意。〈陸游(リクユウ)の詩〉

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】王維『早朝』
【語源・由来】柳が薄暗く茂り、花が明るく咲く、春の美しい景色から転じて。「遊里」をいうこともある。花柳界、色町の意でも用いる。
【故事】―

「柳暗花明」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

柳緑花紅(りゅうりょくかこう)/桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)/鳥語花香(ちょうごかこう)/柳媚花明(りゅうびかめい)/花紅柳緑(かこうりゅうりょく)/柳緑花紅(りゅうりょくかこう)/柳緑桃紅(りゅうりょくとうこう)

【対義語】

「柳暗花明」の例文

【日本語】拝啓柳暗花明の好時節と相成候処いよいよ御壮健奉賀候。(夏目漱石『慮美人草』)
【英語】beautiful scenery of spring