良知良能(りょうちりょうのう)の意味と使い方

「良知良能」意味と読み方

【表記】良知良能
【読み】りょうちりょうのう
【ローマ字】RYOUCHIRYOUNOU

【意味】
人間が生まれつき備えている知恵や才能。

詳細

注釈、由来

【注釈】中国、戦国時代、孟子(もうし)の性善説に基づく考え方で、後天的な知識や経験によらない生まれつきもつ正しい知能をいう。〈『孟子』〉

【出典元】『孟子』尽心上
【語源・由来】孟子の「性善説」にもとづく考え方。誰に教わるでもなく、子が親を尊敬して、親しみを持つような類いのことをいう。
【故事】―

「良知良能」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

生知安行(せいちあんこう)

「良知良能」の例文

【日本語】陽明派の良知良能、禅僧の心は宇宙の至粋にして心と真理と殆ほとんど一躰視するが如ごときは、基督(キリスト)教の心を備えたる後に真理を迎うるものと同一視すべからず。(北村透谷『各人心宮内の秘宮』)
【英語】One’s innate intelligence and ability

タイトルとURLをコピーしました