老驥伏櫪(ろうきふくれき)の意味と使い方

「老驥伏櫪」意味と読み方

【表記】老驥伏櫪
【読み】ろうきふくれき
【ローマ字】ROUKIFUKUREKI

【意味】
人が年老いてもなお大志を抱くたとえ。また、有能な人がそれを発揮する機会もなく老いるたとえ。もとは、老いた駿馬(シュンメ)が用いられることもなく馬屋の根太(ねダ)に伏し横たわっていても、なお千里を駆けようという志を捨てない意。「驥」は千里を駆ける駿馬。「櫪」はクヌギの木で、床下の横木に用いられたことから、根太・馬小屋の意。「老驥櫪(レキ)に伏(ふ)すも、志(こころざし)千里に在り」の略。〈曹操(ソウソウ)の詩〉

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『古詩源』
【語源・由来】年老いた駿馬は、使われないで馬小屋の中に寝ていても、なお千里を駆ける気概をもつことから。「老驥」は、年老いた駿馬。年とった英雄のたとえ。「伏櫪」は、馬が馬小屋の中で寝ていること。才能を現さずに埋もれていることのたとえ。「老驥(ろうき)、櫪(き)に伏(ふ)す」と訓読みする。
【故事】―

「老驥伏櫪」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「老驥伏櫪」の例文

【日本語】さりながら老驥伏櫪の志は相止み申さず折節不審の義有之候へども本科は格別同業の者には海内に承り及び候者もこれなく候。(有吉佐和子『華岡青洲の妻』)
【英語】―

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