「六道輪廻」意味と読み方
【表記】六道輪廻
【読み】ろくどうりんね
【ローマ字】ROKUDOURINNNE
【意味】
衆生(シュジョウ)が、六道の世界に生死を繰り返して迷い続けること。「輪廻」は、霊魂は不滅でさまざまな異体に生まれ変わるという考え方。
衆生(シュジョウ)が、六道の世界に生死を繰り返して迷い続けること。「輪廻」は、霊魂は不滅でさまざまな異体に生まれ変わるという考え方。
詳細
注釈、由来
【注釈】「六道」は、人間がそれぞれの業によって死後に赴き住む六種の世界。天上、人間、修羅、地獄、餓鬼、蓄上。「輪廻」は、生命のある全てのものの霊魂が、六道に転々と生を受け、永遠に迷い続けること。
【出典元】張説『唐陳州竜興寺碑』
【語源・由来】仏教語の一つ。現在は「六道輪回」とも書く。
【故事】―
「六道輪廻」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
輪廻転生(りんねてんしょう)/流転輪廻(るてんりんね)/六趣輪廻(ろくしゅりんね)
【対義語】
―
「六道輪廻」の例文
【日本語】また私はここで仏法の六道輪廻を思いみる。インドには、殊にシャカムニの生国としてのインドには、そもそもから進歩などという想念はなかったろう。(唐木順三『死の灰についてのひとりごと』)
【英語】Endless circle of transmigration in the six posthumous worlds