濫?充数(らんうじゅうすう)の意味と使い方

「濫?充数」意味と読み方

【表記】濫?充数
【読み】らんうじゅうすう
【ローマ字】RANNUJUUSUU

【意味】
実際は能力のない者が、いかにも才能があるかのように振る舞い、分(ぶん)不相応の地位に居座って能力以上の待遇を受けること。

詳細

注釈、由来

【注釈】「濫」はみだりに、でまかせにの意。「?」は笛のこと。「濫?」は無茶苦茶に笛を吹くこと。「充数」は必要な数を満たす意。

【出典元】『韓非子』内儲説(ないちょせつ)上
【語源・由来】―
【故事】中国戦国時代、斉せいの宣王が?という楽器を愛好したのに乗じて、南郭処士(都城の南に住む無官の人)は演奏する才能もないのに、数百人の楽士の中に交じって?を吹いているふりをして優遇されていた。しかし、宣王の死後閔王びんおうが即位し、独奏を好んだ王の指示で、一人ずつ?を吹くことになると、無能であることが露見するのを恐れた南郭処士は、ついに逃げ去ってしまったという故事から。

「濫?充数」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「濫?充数」の例文

【日本語】濫?充数の誹そしりを免れない
【英語】―

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