「二桃三士」意味と読み方
【表記】二桃三士
【読み】にとうさんし
【ローマ字】NITOUSANNSHI
【意味】
「二桃、三士を殺す」といい、奇計で豪傑を自滅させるたとえ。
「二桃、三士を殺す」といい、奇計で豪傑を自滅させるたとえ。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『晏子春秋』諫下
【語源・由来】―
【故事】昔、中国斉(せい)の宰相晏嬰(あんえい)が、将来斉の国の憂いとなるであろう三勇者、公孫接(こうそんしょう)・田開彊(でんかいきょう)・古冶子(こやし)を互いに争わせることをねらい、「三人のうち功の大きいもの二人に与える」と、二つの桃を斉王から贈らせた。公孫接・田開彊の二人が自分の功を誇って真っ先にその桃を手に入れたが、実は古冶子の功が一番大きいことを知り、二人とも恥じて自害した。古冶子も、自分だけ生きているのは義に反すると後を追ったため、晏嬰の思惑通りになったという故事から。
「二桃三士」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「二桃三士」の例文
【日本語】二桃三士の故事に倣い、問題のある3人の部下に2つのポストを競わせてみることにした。
【英語】―