二河白道(にがびゃくどう)の意味と使い方

「二河白道」意味と読み方

【表記】二河白道
【読み】にがびゃくどう
【ローマ字】NIGABYAKUDOU

【意味】
浄土教(ジョウドキョウ)の教えを信ずることによって人が浄土に往生(オウジョウ)できるたとえ。「二河」は、水の河と火の河のこと。これに挟まれた白道を水や火を恐れず、ひたすらに進めば、西岸の安楽な世界に至るというもの。〈『観経疏(カンギョウショ)』〉

詳細

注釈、由来

【注釈】「二河」は怒りを示す火の河と貪欲を示す水の河のこと。二つの河に挟まれた極楽の彼岸に到達する白い道のことで、両側から火と水が迫り、後ろからも追っ手が迫っている中で一心にその道を進むと、ついには極楽浄土へたどり着いたことから、煩悩にまみれた人でも念仏一筋につとめれば悟りの彼岸にいたることを説いたもの。

【出典元】『観経散善義』
【語源・由来】―
【故事】―

「二河白道」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「二河白道」の例文

【日本語】私は二河白道を行く旅人のように気持ちが揺れ動いているが、まっすぐ迷わず歩いて行きたい。
【英語】one of water(wrath)and one of fire(greed)

タイトルとURLをコピーしました