南船北馬(なんせんほくば)の意味と使い方

「南船北馬」意味と読み方

【表記】南船北馬
【読み】なんせんほくば
【ローマ字】NANNSENNHOKUBA

【意味】
あちらこちらを忙しく駆け回ること。

詳細

注釈、由来

【注釈】「南船」と「北馬」はどちらも中国の移動手段。南部は川などが多いため船を使い、北部は山が多いため馬を使っていたことから移動頻度が高いことのたとえ。中国では南は河川が多いので船を用い、北は山野が多いのでうまを用いるという交通手段の便宜をいう原意から。〈『淮南子(えなんじ)』〉

【出典元】『淮南子』斉俗訓
【語源・由来】―
【故事】―

「南船北馬」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

東奔西走(とうほんせいそう)/東行西走(とうこうせいそう)/南去北来(なんきょほくらい)/南行北走(なんこうほくそう)/東行西走(とうこうせいそう)/北馬南船(ほくばなんせん)

【対義語】

東奔西走(とうほんせいそう)/東行西走(とうこうせいそう)/南去北来(なんきょほくらい)/南行北走(なんこうほくそう)/東行西走(とうこうせいそう)/北馬南船(ほくばなんせん)

「南船北馬」の例文

【日本語】①中国南部は南船北馬の名の通り、今も長江や運河が交通の大動脈である。/②叔父の南船北馬の放浪癖は、五十歳を過ぎた今なお治らないようだ。
【英語】Constant traveling; being on the move; restless wandering

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