「南橘北枳」意味と読み方
【表記】南橘北枳
【読み】なんきつほくき
【ローマ字】NANNKITSUHOKUKI
【意味】
人は環境によって善にも悪にもなることのたとえ。江南の橘(たちばな)を江北に移植すると枳(からたち)に変わってしまう意から。〈『晏子春秋(アンシシュンジュウ)』〉
人は環境によって善にも悪にもなることのたとえ。江南の橘(たちばな)を江北に移植すると枳(からたち)に変わってしまう意から。〈『晏子春秋(アンシシュンジュウ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『晏子春秋』雑下
【語源・由来】中国江南こうなんで産する橘たちばなはたいへんな美味であるが、淮水わいすい以北に植えると橘は枳からたちとなり、味が全く異なってしまう。環境が変われば性質も変わってしまう、という意。
【故事】―
「南橘北枳」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「南橘北枳」の例文
【日本語】彼は優秀な生徒だったが、南橘北枳の如く転校先で成績を落としてしまったらしい。
【英語】―