「無為自然」意味と読み方
【表記】無為自然
【読み】むいしぜん
【ローマ字】MUISHIZENN
【意味】
何もしないであるがままにまかせること。人の手を加えず自然にまかせる意。人為的なものを否定し、自然にしたがうことを説く老子や荘子の思想。
何もしないであるがままにまかせること。人の手を加えず自然にまかせる意。人為的なものを否定し、自然にしたがうことを説く老子や荘子の思想。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】―
【語源・由来】中国の偉大な思想家「老子」に由来。「無為」は何もしない、「自然」は人の手が入っていないありのままの状態。老荘思想の基本的立場を表した語。人為的な行為を排し、宇宙のあり方に従って自然のままであること。
【故事】―
「無為自然」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
無為自化(むいじか)/無為而化(むいじか)
【対義語】
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「無為自然」の例文
【日本語】①彼は人間が人智を捨て「無為自然」に還る必要性を説いている。/②よちよち歩きの幼児達が集まって無邪気に遊ぶ姿こそ無為自然の境地なのではないかと思う。
【英語】abandoning artifice and just being oneself / doing nothing and taking things as they come