「麻姑掻痒」意味と読み方
【表記】麻姑掻痒
【読み】まこそうよう
【ローマ字】MAKOSOUYOU
【意味】
物事が思いのままになること。かゆいところによく手が届く意から。「麻姑」は中国の伝説で、美しい仙女の名。鳥のような長いつめをもつという。「掻痒」は、かゆいところをかくこと。
物事が思いのままになること。かゆいところによく手が届く意から。「麻姑」は中国の伝説で、美しい仙女の名。鳥のような長いつめをもつという。「掻痒」は、かゆいところをかくこと。
詳細
注釈、由来
【注釈】「麻姑」とは中国、神話上の仙女。その爪は鳥の爪のように長く、後漢の蔡経という人がこれを見て、痒(かゆ)いところを掻(か)いたならばさぞ気持ちがよいだろうと思ったという話が伝わる。「麻姑を倩うて痒(かゆ)きを掻く」。「掻痒」は、かゆい所をかくこと。
【出典元】『神仙伝』
【語源・由来】―
【故事】中国、漢の桓帝(かんてい)のとき、蔡経(さいけい)という人が麻姑の長いつめを見て、それで背中をかかせたら、さぞかし気持ちがよいだろうと思ったという故事から。〈『神仙伝』〉
「麻姑掻痒」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
隔靴掻痒(かっかそうよう)
「麻姑掻痒」の例文
【日本語】―
【英語】Things happening exactly as one pleases