空空漠漠(くうくうばくばく)の意味と使い方

「空空漠漠」意味と読み方

【表記】空空漠漠
【読み】くうくうばくばく
【ローマ字】KUUKUUBAKUBAKU

【意味】
果てしなく広いさま。また、とりとめなくぼんやりしたさま。「空漠」を強調した語。「漠漠」は広々としてはるかなさま。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】―
【語源・由来】仏教語の一つ。「空」は、実体がないという意の仏教語。「漠」は、広大ではるかなさま。「空々漠々」。
【故事】―

「空空漠漠」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

曖昧模糊(あいまいもこ)/有耶無耶(うやむや)/雲煙模糊(うんえんもこ)/五里霧中(ごりむちゅう)

【対義語】

一目瞭然(いちもくりょうぜん)/明明白白(めいめいはくはく)

「空空漠漠」の例文

【日本語】①祖父は空空漠漠としているようで、いつもしっかりと私の話を聞いてくれました。/②自分が折り折り話しかけても只だ『ハア』『そう』と答へらるるだけで、沈々黙々、空々漠々、三日でも斯うして待ちますよといはぬ計り、(国木田独歩『湯ヶ原ゆき』)
【英語】boundless / unbounded / limitless