黄絹幼婦(こうけんようふ)の意味と使い方

「黄絹幼婦」意味と読み方

【表記】黄絹幼婦
【読み】こうけんようふ
【ローマ字】KOUKENNYOUFU

【意味】
絶妙な文章のこと。

詳細

注釈、由来

【注釈】「黄絹」は“色糸”であるから、この二字を偏と旁に置くと「絶」の字になる。また「幼婦」は“少女”でこれも同じく「妙」の字になる。

【出典元】『世説新語』捷悟
【語源・由来】中国、後漢の蔡(サイユウ)が邯鄲淳(カンタンジュン)の書いた曹娥(ソウガ)碑文を賞賛したなぞかけの言葉。「黄絹」は色糸で、この二文字を組み合わせると「絶」、幼婦は少女で「妙」。全体で「絶妙」の意になる。〈『世説新語(セセツシンゴ)』〉
【故事】古代中国の魏の曹操が楊修と曹娥の石碑を通ると、石碑には「黄絹幼婦、外孫セイ臼」と書いてあった。「外孫」は女子という意味で、漢字の「好」のこと、「セイ臼」は香辛料を挽く臼のことで、香辛料は舌に辛いという意味から、漢字の「辞」のこと。合わせると「絶妙好辞」と解釈して、楊修と答えを合わせると同じになったという故事から。

「黄絹幼婦」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「黄絹幼婦」の例文

【日本語】類義語:黄絹色糸(こうけんしきし)
【英語】―

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