克己復礼(こっきふくれい)の意味と使い方

「克己復礼」意味と読み方

【表記】克己復礼
【読み】こっきふくれい
【ローマ字】KOKKIFUKUREI

【意味】
私情・私欲をおさえて、社会の規範や礼儀にかなった行動をすること。「復礼」は礼の道に立ち返りしたがう意。〈『論語』〉

詳細

注釈、由来

【注釈】「克己」は己に克つ(=勝つ)、「復礼」は例に復る(かえる)で、礼儀作法に従うという意味。

【出典元】『論語』顔淵
【語源・由来】『論語』に由来。訓読では、「己(おのれ)に克ちて礼を復(ふ)む(実践する)」と読む。孔子が「仁」について弟子の顔淵(がんえん)に答えた言葉。「克己」は己の欲望に勝つこと、「復礼」は礼の道に従うこと。
【故事】―

「克己復礼」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「克己復礼」の例文

【日本語】①克己復礼を旨とする尊敬すべき人。/②彼は若いながら克己復礼の精神を重んじるとても素晴らしい青年だ。
【英語】exercising self-restraint and conforming to the rules of etiquette and formality