「槿花一朝」意味と読み方
【表記】槿花一朝
【読み】きんかいっちょう
【ローマ字】KINNKAICCHOU
【意味】
人の世のはかないことのたとえ。
人の世のはかないことのたとえ。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】白居易『放言』
【語源・由来】ムクゲの花は朝咲いて、その日の夕方にはしぼんでしまうことから。「槿花」は、ムクゲの花。朝に開いて夕方にはしぼむところから、はかない栄華のたとえにされる。「一朝」は、わずかな間。「槿花一朝の夢」という形で用いることが多い。
【故事】―
「槿花一朝」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
槿花一日(きんかいちじつ)
【対義語】
―
「槿花一朝」の例文
【日本語】かりにそれが惑いであれ、槿花一朝の夢であれ、徒労の人生ほど、私にとって愉快なものはない。(檀一雄『火宅の人』)
【英語】―