「肩摩轂撃」意味と読み方
【表記】肩摩轂撃
【読み】けんまこくげき
【ローマ字】KENNMAKOKUGEKI
【意味】
人や車馬の往来が激しく、混雑しているさま。都会の雑踏の形容。
人や車馬の往来が激しく、混雑しているさま。都会の雑踏の形容。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『戦国策』斉策
【語源・由来】人の肩と肩が触れ合い、車のこしきとこしきがぶつかり合うほど混雑している意から。「肩摩」は肩と肩が触れ合うこと。「轂」は車のこしき。車輪の中央部で車軸を通して回転するところ。「轂撃」は轂と轂がぶつかり合うこと。「轂撃肩摩こくげきけんま」ともいう。
【故事】―
「肩摩轂撃」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
比肩随踵(ひけんずいしょう)
【対義語】
―
「肩摩轂撃」の例文
【日本語】ことに六時の神戸急行は乗客が多く、二等室も時の間に肩摩轂撃の光景となった。(田山花袋「布団」)
【英語】―