干将莫邪(かんしょうばくや)の意味と使い方

「干将莫邪」意味と読み方

【表記】干将莫邪
【読み】かんしょうばくや
【ローマ字】KANNSHOUBAKUYA

【意味】
名剣の名。

詳細

注釈、由来

【注釈】「干将」は中国春秋時代、呉の刀鍛冶かたなかじの名。「莫邪」はその妻の名。

【出典元】『呉越春秋』闔閭内伝(こうりょないでん)
【語源・由来】―
【故事】呉の干将は呉王の闔閭こうりょに刀を作るように命じられ、最初はうまくいかなかったが、妻が頭髪と爪を切って炉に入れたところ、地金がよく溶けなじんで、みごとな陰陽二本の名剣ができあがり、陽剣に「干将」、陰剣に「莫邪」と名づけて闔閭に献上したという。

「干将莫邪」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「干将莫邪」の例文

【日本語】竜泉太阿部魔を砕き干将莫邪妖ようを割さく断は久しく定まれど、(土井晩翠「暁鐘」)
【英語】―