隔岸観火(かくがんかんか)の意味と使い方

「隔岸観火」意味と読み方

【表記】隔岸観火
【読み】かくがんかんか
【ローマ字】KAKUGANNKANNKA

【意味】
他人の災難を眺めているだけで救おうとしないこと。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『呉子』
【語源・由来】岸を隔てて対岸の火事を見る意から。「隔岸」は川の向こう岸のこと。「観火」は火事を見ること。「対岸の火事」と同じ意味の言葉。元は兵法三十六計の一つで、内乱などで敵が自滅するのと黙って待つ戦術のことをいう。「岸を隔てて火を観る」とも読む。
【故事】―

「隔岸観火」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

拱手傍観(きょうしゅぼうかん)/袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)/対岸火災(たいがんのかさい)

【対義語】

「隔岸観火」の例文

【日本語】助け出す方法がないからと隔岸観火を決め込んでいるようでは、自分が同じ苦しみに見舞われたときに、誰も助けにこないだろう。/母が辛い時も、父は隔岸観火で何もしない。
【英語】―

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