「家鶏野鶩」意味と読み方
【表記】家鶏野鶩
【読み】かけいやぼく
【ローマ字】KAKEIYABOKU
【意味】
古いものや見慣れたものを嫌い、新しいものや珍しいものを好むたとえ。家で飼っているニワトリを嫌って、野生のアヒルを好む意から。
古いものや見慣れたものを嫌い、新しいものや珍しいものを好むたとえ。家で飼っているニワトリを嫌って、野生のアヒルを好む意から。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『太平御覧』
【語源・由来】家で飼っているニワトリよりも、野生のアヒルを好むという意味から。「野鶩」は野生のアヒル。「家鶏(かけい)を厭(いと)い、野鶩(やけい)を愛(あい)す」の略。「家鶏野雉(かけいやち)」とも言う。
【故事】中国、晋(しん)の庾翼(ゆよく)は、王羲之(おうぎし)と並び称される書の大家だったが、やがて王羲之の名声のみが上がり、取り残された庾翼が、友人への手紙で自分をにわとりにたとえて嘆いた故事から。〈『太平御覧(たいへいぎょらん)』〉
「家鶏野鶩」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
家鶏野雉(かけいやち)
【対義語】
―
「家鶏野鶩」の例文
【日本語】現代人の生活は家鶏野鶩に走りすぎる嫌いがある。
【英語】―