「階前万里」意味と読み方
【表記】階前万里
【読み】かいぜんばんり
【ローマ字】KAIZENNBANNRI
【意味】
遠くのことが手近にあるかのように分かること。天子が地方の政治状況を宮殿の階段の前にあるかのようによく知っていて、臣下は天子を欺くことができないこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉
遠くのことが手近にあるかのように分かること。天子が地方の政治状況を宮殿の階段の前にあるかのようによく知っていて、臣下は天子を欺くことができないこと。〈『新唐書(シントウジョ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『新唐書』宣帝紀
【語源・由来】万里の遠方の出来事も、手近な階段の前のことのように分かる意から。「階前」は階段の前。宮殿の階段の前の意。
【故事】―
「階前万里」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「階前万里」の例文
【日本語】乙姫さまは、あなたの事なんか、もうとうにご存じですよ。階前万里というじゃありませんか。観念して、ただていねいにお辞儀しておけばいいのです。(太宰治「お伽草紙」)
【英語】―