「花朝月夕」意味と読み方
【表記】花朝月夕
【読み】かちょうげっせき
【ローマ字】KACHOUGESSEKI
【意味】
春秋の心地よい季節の形容。また、春秋の季節の楽しいひとときのこと。春の花咲く朝と秋の名月さえる夕べ。また、それを愛(め)でる意。のち陰暦二月一五日を花朝、八月一五日を月夕というようになった。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉
春秋の心地よい季節の形容。また、春秋の季節の楽しいひとときのこと。春の花咲く朝と秋の名月さえる夕べ。また、それを愛(め)でる意。のち陰暦二月一五日を花朝、八月一五日を月夕というようになった。〈『旧唐書(クトウジョ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『旧唐書』
【語源・由来】花の咲く春の朝と名月の照る秋の夕べ、また、それを楽しみめでる意から。「花朝」は、陰暦2月の異称。のちに陰暦2月15日のことをいうようになった。「月夕」は、月の明るい夜。特に、陰暦8月15日の夜のことをいう。「花晨月夕(かしんげっせき)」とも言う。
【故事】―
「花朝月夕」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
―
【対義語】
―
「花朝月夕」の例文
【日本語】壮挙をも企て得ないし、下劣をも恥じないし、花晨月夕の興も尽きはてようし、夫婦としても、朋友としても、親子としても、通用しない人間になるでしょう。(夏目漱石『創作家の態度』)
【英語】―