「自然法爾」意味と読み方
【表記】自然法爾
【読み】じねんほうに
【ローマ字】JINENNHOUNI
【意味】
事物が人為的な力を超えて、本来、自然のままにあること。事物のあるがままの姿が真理にのっとっていること。浄土真宗では、自力を捨て去り、如来(ニョライ)の絶対他力に任せきること。「法爾」は法則のまま、あるがままの意。
事物が人為的な力を超えて、本来、自然のままにあること。事物のあるがままの姿が真理にのっとっていること。浄土真宗では、自力を捨て去り、如来(ニョライ)の絶対他力に任せきること。「法爾」は法則のまま、あるがままの意。
詳細
注釈、由来
【注釈】「法爾自然」ともいう。
【出典元】―
【語源・由来】仏教語の一つ。「自然」はおのずからそうであること。「法爾」はそれ自身の法則にのっとって、そのようになっていること。「法爾自然ほうにじねん」ともいう。
【故事】―
「自然法爾」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
―
【対義語】
―
「自然法爾」の例文
【日本語】「他力主義、受身主義、パッシビスム」をおのが立場として、己が「計らい」を捨てた親鸞の「自然法爾」の方へ傾いていっている。(唐木順三「日本人の心の歴史」)
【英語】―