「慈母敗子」意味と読み方
【表記】慈母敗子
【読み】じぼはいし
【ローマ字】JIBOHAISHI
【意味】
母親の愛情が強すぎて甘やかすだけだと、かえってその子は親不孝な道楽者になるということ。教育には時には厳しさが必要なたとえ。〈『史記』〉
母親の愛情が強すぎて甘やかすだけだと、かえってその子は親不孝な道楽者になるということ。教育には時には厳しさが必要なたとえ。〈『史記』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】「慈母に敗子有り」ともいう。
【出典元】『史記』李斯
【語源・由来】母親が慈愛にあふれて甘すぎると、かえって放蕩(ほうとう)な子ができる意から。「慈母」は慈愛に満ちた母で、ここでは度を過ぎて甘い母のこと。「敗子」は家をやぶる子の意で、放蕩な子のこと。「慈母じぼに敗子はいし有あり」の略。
【故事】―
「慈母敗子」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「慈母敗子」の例文
【日本語】昔から、「かわいい子には旅をさせよ」と言う。これは慈母敗子のよい例えだ。
【英語】―