「寂滅為楽」意味と読み方
【表記】寂滅為楽
【読み】じゃくめついらく
【ローマ字】JAKUMETSUIRAKU
【意味】
迷いから解き放たれた悟りの境地に、ほんとうの安楽があるということ。〈『涅槃経(ネハンギョウ)』〉
迷いから解き放たれた悟りの境地に、ほんとうの安楽があるということ。〈『涅槃経(ネハンギョウ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】「寂滅」は「涅槃(ねはん)」と同じ意味で、煩悩を滅した悟りの境地、「為楽」は楽しみをなすという意味。
【出典元】『涅槃経』
【語源・由来】―
【故事】―
「寂滅為楽」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
安心立命(あんしんりつめい)/生滅滅已(しょうめつめつい)
【対義語】
―
「寂滅為楽」の例文
【日本語】つらつら思うに、寂滅為楽の幽妙なる仏味と宗教的虚無思想が吾人の中に存して、吾人の生霊を支配せし事久し(北村透谷『一種の攘夷思想』)
【英語】Freedom from one’s desires (Entry into Nirvana) is true bliss