「一宿一飯」意味と読み方
【表記】一宿一飯
【読み】いっしゅくいっぱん
【ローマ字】ISSHUKUIPPANN
【意味】
旅の途中、一晩泊めてもらったり、食事を恵んでもらったりして、他人の世話になること。またはちょっとした恩義でも決して忘れてはならないこと。
旅の途中、一晩泊めてもらったり、食事を恵んでもらったりして、他人の世話になること。またはちょっとした恩義でも決して忘れてはならないこと。
詳細
注釈、由来
【注釈】「一宿」は一泊させてもらうこと。「一飯」は一回の食事をご馳走になること。「一宿一飯の恩義」という形で、ちょっとした恩義でも決して忘れてはならないという戒めの言葉として用いられる。昔の博徒は、少しでも他人の世話になったならば、それを一生の恩義としていたことからきた言葉。
【出典元】―
【語源・由来】―
【故事】むかし、博徒の世界では一度でも他人の世話になったことを一生の恩義とする風潮があった。転じて、ちょっとした恩義でも忘れないようにとの戒めの意味に使う。
「一宿一飯」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
一飯之報(いっぱんのむくい)/一飯之恩(いっぱんのおん)
【対義語】
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「一宿一飯」の例文
【日本語】この一宿一飯の恩義は、決して忘れません。/一宿一飯の恩を返させて頂けないまま、おめおめと帰るわけにはいきません。※一般的には「一宿一飯の恩義(恩)」のかたちで使われる。/一宿一飯の恩義は、忘れません。
【英語】(being beholden to someone for a favor of) a night’s lodging and a meal