一殺多生(いっさつたしょう(いっせつたしょう))の意味と使い方

「一殺多生」意味と読み方

【表記】一殺多生
【読み】いっさつたしょう(いっせつたしょう)
【ローマ字】ISSATSUTASHOU(ISSETSUTASHOU)

【意味】
一人を殺す代わりに、多くの人を助けること。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『瑜伽師地論』
【語源・由来】大勢の人の命を生かすためには、悪人を一人殺すのも致し方ないということ。転じて、大きな利益につながるのなら、小さな害を成すのも止むを得ないということ。「一殺」は「いっせつ」とも読む。
【故事】―

「一殺多生」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「一殺多生」の例文

【日本語】一殺多生の仏説によって、この世の悪鬼を払ったのだ。(川口松太郎『新吾十番勝負』)
【英語】It is justifiable to kill one (harmful) person to save the lives of many.