倚門之望(いもんのぼう)の意味と使い方

「倚門之望」意味と読み方

【表記】倚門之望
【読み】いもんのぼう
【ローマ字】IMONNNOBOU

【意味】
子の帰りを待ちわびる親の情のたとえ。子を思う親の愛情が切実なたとえ。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『戦国策(せんごくさく)』斉策(せいさく)
【語源・由来】特に母親の愛情についていう。門に寄りかかって望み待つ意から。「倚」は寄りかかる意。「望」は遠くを見やる意。
【故事】中国戦国時代、王孫賈おうそんかの母親が、賈が朝出かけて夕暮れに帰るのを家の門に寄りかかって待ち望み、夕暮れに出かけて帰らないときには、村里の門に寄りかかって帰りを待ちわびた故事から。

「倚門之望」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「倚門之望」の例文

【日本語】彼の母親は倚門之望を体現したような女性であったが、いささか過保護と言えなくもなかった。
【英語】―