一夜十起(いちやじっき)の意味と使い方

「一夜十起」意味と読み方

【表記】一夜十起
【読み】いちやじっき
【ローマ字】ICHIYAJIKKI

【意味】
人間は私情や私心に左右されやすいたとえ。

詳細

注釈、由来

【注釈】「一夜」は、一晩。「十起」は、十回起きること。「一夜(いちや)に十(と)たび起(お)く」と訓読する。

【出典元】『後漢書』第五倫伝
【語源・由来】―
【故事】中国、後漢の第五倫(だいごりん)は、兄の子が病気のときは看病のために一晩に一〇回起きても自分の寝床にもどれば安眠できたが、わが子の病気の際は、一度も看病に行かなかったものの一睡もできなかったという故事から。〈『後漢書(ごかんじょ)』〉

「一夜十起」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「一夜十起」の例文

【日本語】一夜十起の念
【英語】―