一念発起(いちねんほっき)の意味と使い方

「一念発起」意味と読み方

【表記】一念発起
【読み】いちねんほっき
【ローマ字】ICHINENNHOKKI

【意味】
▽ある事を成し遂げようと決心すること。「―して猛練習に励む」 ▽仏道に入り、悟りをひらこうと決意すること。〈『歎異抄(タンニショウ)』〉

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『歎異抄』
【語源・由来】仏門に入り、悟りを開こうと固く決心することから。「発起」は、仏道に帰依し、悟りを開こうと決意するという意味の仏教語。仏教の「一念発起菩提心(ぼだいしん)」の略。
【故事】―

「一念発起」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

一心発起(いっしんほっき)/一念発心(いちねんほっしん)/一心不乱(いっしんふらん)/精神一到(せいしんいっとう)/熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん)/真一文字(まいちもんじ)/無二無三(むにむさん)/感奮興起(かんぷんこうき)/緊褌一番(きんこんいちばん)

【対義語】

「一念発起」の例文

【日本語】私は一念発起して司法試験を目指すことにした。/ずっと太っていた彼女は一念発起して、ダイエットのためにジョギングを始めました。/ゲーム三昧の息子は、一念発起してフルマラソン完走を目指した。
【英語】having a wholehearted intention