「意馬心猿」意味と読み方
【表記】意馬心猿
【読み】いばしんえん
【ローマ字】IBASHINNENN
【意味】
心が煩悩や欲情などに乱されて、心中の鎮まらないこと。
心が煩悩や欲情などに乱されて、心中の鎮まらないこと。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『維摩詰経講経文』
【語源・由来】仏教語の一つ。暴れる馬や野猿は制することが難しいという意から。仏教語で、「意」は、心。「心猿意馬(しんえんいば)」ともいう。「意馬」は馬が興奮して暴れまわるように、気持ちが落ち着かないこと。「心猿」は激しく騒ぐ猿ように、気持ちが落ち着かないこと。
【故事】―
「意馬心猿」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)/煩悩具足(ぼんのうぐそく)
【対義語】
百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)/煩悩具足(ぼんのうぐそく)
「意馬心猿」の例文
【日本語】我々のような凡人は、なかなか意馬心猿から逃れられない。
【英語】The clamorous demands of (uncontrollable) passions