「被褐懐玉」意味と読み方
【表記】被褐懐玉
【読み】ひかつかいぎょく
【ローマ字】HIKATSUKAIGYOKU
【意味】
見かけは粗末だが、内にはりっぱな徳を備えているたとえ。粗末な衣服をまといながら、ふところに玉を隠している意から。「被」はまとう、「褐」は粗末な衣服の意。〈『老子』〉
見かけは粗末だが、内にはりっぱな徳を備えているたとえ。粗末な衣服をまといながら、ふところに玉を隠している意から。「被」はまとう、「褐」は粗末な衣服の意。〈『老子』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『老子』七十章
【語源・由来】中国の偉大な思想家「老子」に由来。うわべは粗末な服を着ていながら、ふところに玉を隠している意から。「被」はまとう、「褐」は粗末な衣服の意。「懐」はふところにする意。「褐かつを被こうむり玉たまを懐いだく」と訓読する。
【故事】―
「被褐懐玉」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
自己韜晦(じことうかい)/大智如愚(だいちじょぐ)/大智不知(だいちふち)/韜光晦迹(とうこうかいせき)/能鷹隠爪(のうよういんそう)
【対義語】
自己韜晦(じことうかい)/大智如愚(だいちじょぐ)/大智不知(だいちふち)/韜光晦迹(とうこうかいせき)/能鷹隠爪(のうよういんそう)
「被褐懐玉」の例文
【日本語】あの人はへらへら笑って何も考えていないように見えるが、実際は被褐懐玉する大変な切れ者なのです。
【英語】―