八方美人(はっぽうびじん)の意味と使い方

「八方美人」意味と読み方

【表記】八方美人
【読み】はっぽうびじん
【ローマ字】HAPPOUBIJINN

【意味】
だれに対してもよく思われようと、要領よく振る舞う人。「―の人は時に世間の信を失う」

詳細

注釈、由来

【注釈】「八方」は東西南北の四つの方向と、北東、南東、南西、北西の四つの隅を合わせたもののことから、あらゆる方向という意味。「美人」は容姿が美しい人のこと。行動の節操の無さを批判するために使われることが多い言葉。

【出典元】―
【語源・由来】―
【故事】―

「八方美人」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

八面玲瓏(はちめんれいろう)/八面美人(はちめんびじん)/阿諛迎合(あゆげいごう)/阿諛追従(あゆついしょう)/阿諛弁佞(あゆべんねい)/内股膏薬(うちまたこうやく)/巧言令色(こうげんれいしょく)/市気匠気(しきしょうき)/二股膏薬(ふたまたこうやく)

【対義語】

「八方美人」の例文

【日本語】私はこの八方美人な性格のせいで、損な役回りを押し付けられ続けてきました。/誰にも彼にも色よい返事をしては八方美人と言われるという忠告はありがたいけれど、皆いい人だから傷つけたくないのよね。/彼は愛想がいいだけの八方美人だ。/彼女はどこから見ても欠点のない八方美人である。
【英語】A woman who looks beautiful from all angles