「五倫十起」意味と読み方
【表記】五倫十起
【読み】ごりんじっき
【ローマ字】GORINNJIKKI
【意味】
公平で清く正しい人でも私心はあるということ。
公平で清く正しい人でも私心はあるということ。
詳細
注釈、由来
【注釈】「五倫」は人の名で、後漢の第五倫。「十起」は十たび起きること。『蒙求もうぎゅう』の一句。
【出典元】『後漢書』第五倫伝
【語源・由来】―
【故事】中国後漢の第五倫は清廉公平で知られていたが、ある時、人からあなたのような方でも私心があるのか?と聞かれ、兄の子の病気には一晩に十回も起きて見舞っても家に帰れば安眠できたが、わが子の病気には見舞いには行かなくても心配で夜眠れない、これこそ私心ある証拠であるといった故事。
「五倫十起」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
一夜十起(いちやじっき)
【対義語】
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「五倫十起」の例文
【日本語】―
【英語】―