臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の意味と使い方

「臥薪嘗胆」意味と読み方

【表記】臥薪嘗胆
【読み】がしんしょうたん
【ローマ字】GASHINNSHOUTANN

【意味】
目的達成のため機会を待ち、苦労を耐え忍ぶこと。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】蘇軾『擬孫権答曹操書』
【語源・由来】―
【故事】中国、春秋時代、呉王夫差(ふさ)が父の仇(かたき)である越王勾践(こうせん)を討つため、薪(たきぎ)の上に寝て復讐(ふくしゅう)心をかき立ててのちにこれを破り、敗れた勾践は苦い胆(きも)を嘗(な)めて敗戦の恥を忘れず、のちに呉を滅ぼした故事から。

「臥薪嘗胆」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

会稽之恥(かいけいのはじ)/座薪懸胆(ざしんけんたん)/越王之胆(えつおうのたん)/漆身呑炭(しっしんどんたん)/呑炭漆身(どんたんしっしん)/対義語;

「臥薪嘗胆」の例文

【日本語】若いころに臥薪嘗胆の思いをしてきた人は、将来必ず結果を出すだろう。/ソフトバンクは2003年の日本一以来、11年に覇権を奪回するまで8年間、臥薪嘗胆の状況にあった。/諦めたくなる気持ちを、臥薪嘗胆の思いで奮い立たせる。
【英語】Going through thick and thin to attain one’s objective; enduring unspeakable hardships for the sake of vengeance