「学知利行」意味と読み方
【表記】学知利行
【読み】がくちりこう
【ローマ字】GAKUCHIRIKOU
【意味】
学ぶことによって知り、ためになるとして行うこと。「学知」は人のふみ行うべき道を後天的に学んで理解すること。「利行」は役に立つと認識して実践する意。人倫の道に至る三つの道程の一つ。〈『中庸』〉
学ぶことによって知り、ためになるとして行うこと。「学知」は人のふみ行うべき道を後天的に学んで理解すること。「利行」は役に立つと認識して実践する意。人倫の道に至る三つの道程の一つ。〈『中庸』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】「学知」は人倫の道を先天的でなく学んで知ること。「利行」はよい、また役に立つと認めて実践すること。三つの道程とは「学知利行・困知勉行・生知安行」のことで、どの道筋も方法がちがうだけで結果は同じであると説く。
【出典元】『中庸』二〇章
【語源・由来】人が踏み行うべき人倫の道を認識し、実践していく三つの道程、「生知安行」「学知利行」「困知勉行」のうちの一つ。
【故事】―
「学知利行」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「学知利行」の例文
【日本語】①小学生の道徳の授業は、学知利行の習慣をつける上の第一歩である。/②彼は自分が神でも天才でもないことを知っていたから、学知利行を心がけ、努力で自らを育てようとした。
【英語】Study intellect Toshiyuki