覆水不返(ふくすいふへん)の意味と使い方

「覆水不返」意味と読み方

【表記】覆水不返
【読み】ふくすいふへん
【ローマ字】FUKUSUIFUHENN

【意味】
取り返しのつかないことの例え。または一度離婚した夫婦は元通りにはならないということ。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『後漢書』何進伝
【語源・由来】一度盆からこぼした水は再び盆には返らないことから。
【故事】古代中国の周の呂尚は、読書ばかりしていて貧乏だったために妻の馬氏は離婚したが、呂尚が出世すると復縁を求めた。呂尚は水を地面にこぼして、こぼれた水は二度と元には戻らないと言い、断ったという故事から。

「覆水不返」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

破鏡不照(はきょうふしょう)

【対義語】

「覆水不返」の例文

【日本語】①いくら謝罪や懇願をされても覆水不返、二人の関係はもとに戻ることは無い。/②些細なきっかけで喧嘩を始めた両親の仲はこじれにこじれ、覆水不返な状態になってしまっている。
【英語】It’s no use crying over spilt milk.

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