「鉛刀一割」意味と読み方
【表記】鉛刀一割
【読み】えんとういっかつ
【ローマ字】ENNTOUIKKATSU
【意味】
▽凡庸な人でも時には力を発揮できるときがあるということ。鉛でつくった切れ味の悪い刀でも、一度は物を切ることができる意から。多くは自分の微力を謙遜(ケンソン)していう語。 ▽鉛でできた刀は、一度しか使えないことから、一度しか使えず二度と役に立たないこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉
▽凡庸な人でも時には力を発揮できるときがあるということ。鉛でつくった切れ味の悪い刀でも、一度は物を切ることができる意から。多くは自分の微力を謙遜(ケンソン)していう語。 ▽鉛でできた刀は、一度しか使えないことから、一度しか使えず二度と役に立たないこと。〈『後漢書(ゴカンジョ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『後漢書』班超伝
【語源・由来】なまくら刀で物を断ち切る様子から。「鉛刀」とは、なまくら刀のこと。「一割」は一度で割れる意。
【故事】―
「鉛刀一割」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
一割之利(いっかつのり)/鉛刀一断(えんとういちだん)
【対義語】
―
「鉛刀一割」の例文
【日本語】私の鉛刀一割をお役に立てたい。
【英語】Blunt but may be useful