遠慮近憂(えんりょきんゆう)の意味と使い方

「遠慮近憂」意味と読み方

【表記】遠慮近憂
【読み】えんりょきんゆう
【ローマ字】ENNRYOKINNYUU

【意味】
遠い将来のことまで考えをめぐらせておかないと、必ず身近なところに心配ごとが起こるということ。〈『論語』〉

詳細

注釈、由来

【注釈】「遠慮なければ近憂あり」ともいう。

【出典元】『論語』衛霊公
【語源・由来】『論語』に由来。よく先のことまで考えて行動しないと、必ず急な心配事が起こって苦しむことになるという孔子の言葉。「遠慮」は将来のことをしっかりと考えること。「近憂」は身近なところで起こる心配事のこと。「遠き慮り無ければ、必ず近き憂ひ有り」の略。
【故事】―

「遠慮近憂」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「遠慮近憂」の例文

【日本語】①集団で行動する際には遠慮近憂である。/②娘も大人になったのだから、少しは遠慮近憂のある振る舞いをして欲しいものです。
【英語】Failure to think of the long term leads to grief in the short term