読書百遍(どくしょひゃっぺん)の意味と使い方

「読書百遍」意味と読み方

【表記】読書百遍
【読み】どくしょひゃっぺん
【ローマ字】DOKUSHOHYAPPENN

【意味】
何度も繰り返して書物を読めば、意味は自然にわかるようになる。何度もていねいにゆっくり読むべきことをいう。

詳細

注釈、由来

【注釈】「百遍」は百回行うということから、何度も行うことのたとえ。「読書百遍、意自ずから通ず」という形で使うことの多い言葉。

【出典元】『魏志』王粛伝
【語源・由来】―
【故事】中国の三国時代、魏の薫遇が読書の大切さを弟子に説いたという言葉から。

「読書百遍」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「読書百遍」の例文

【日本語】①はじめは意味が分からなくとも読書百遍。繰り返し読み直すことが大事だ。/②読書百遍という様な言葉が、今日、もう本当に死語と化してしまっているなら、読書という言葉も、瀕死の状態にあると言っていいでしょう。(小林秀雄「読書週間」)
【英語】Repeated reading (makes the meaning clear); Reading something again and again (will lead one to realize its meaning)