読書亡羊(どくしょぼうよう)の意味と使い方

「読書亡羊」意味と読み方

【表記】読書亡羊
【読み】どくしょぼうよう
【ローマ字】DOKUSHOBOUYOU

【意味】
他の事に気を取られているうちに、本来のつとめをおろそかにするたとえ。読書に夢中になっているうちに、放牧していたヒツジを見失ってしまう意から。〈『荘子(ソウジ)』〉「―の失態」

詳細

注釈、由来

【注釈】羊の放牧中、本を読んでいて番を怠けたため、羊に逃げられてしまった故事から。「書しょを読よみて羊ひつじを亡うしなう」と訓読する。

【出典元】『荘子』駢拇
【語源・由来】―
【故事】ある二人の男が羊の放牧をしていて、羊に逃げられてしまった。事情を問うと、一人は読書に夢中になっていたからと答え、もう一人は博打ばくちに夢中になっていたからと答えた。理由の差こそあれ、二人とも羊を逃がしてしまったという点では同罪であるという故事から。

「読書亡羊」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「読書亡羊」の例文

【日本語】常に気を張って働けとは言わないが、読書亡羊になるようなことだけは避けてください。
【英語】―

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